ホーム コラム 妊娠中のエステは大丈夫?受けられる施術と注意点
NEW

10 views

妊娠中のエステは大丈夫?受けられる施術と注意点

妊娠中は、ホルモンバランスの変化で肌があれたり、足がむくんだりと、体の悩みが増えやすい時期です。 「エステでリフレッシュしたいけれど、赤ちゃんに影響はないのかな」と、ためらってしまう妊婦さんは少なくありません。

先にお伝えすると、妊娠中のエステは、受けられるとするサロンもあれば、控えたほうが無難とする専門家の見解もあります。 どちらか一方が正しいというより、受ける施術の内容と、そのときの体調しだいというのが実際のところです。

だからこそ大切なのが、受けられる施術と避けたい施術を正しく知り、必ず事前に専門家へ相談することです。 この記事では、妊娠中に受けられるエステの種類、赤ちゃんへの影響、時期ごとの注意点、サロン選びのコツまで、順を追ってやさしく解説します。 読み終えるころには、「自分の場合はどうすればいいか」を、落ちついて判断できるようになるはずです。

なお、体の状態は一人ひとりちがいます。 本記事は一般的な目安としてご覧いただき、実際に受ける前は、必ずかかりつけの産婦人科医とサロンに相談してくださいね。

妊娠中にエステは受けても大丈夫?

まず気になるのが、「そもそも妊娠中にエステへ行っていいの?」という点でしょう。 ここでは、基本的な考え方と、通う前にいちばん大切なステップをお伝えします。

エステと一口にいっても、フェイシャル、ボディ、痩身、脱毛、アロマなど種類はさまざまです。 このなかには、妊娠中でも受けやすいものと、避けたほうがよいものがあります。 すべてがNGというわけでも、すべてがOKというわけでもない、という点をまず押さえておきましょう。

基本は「体調が安定していればOK」

妊娠中のエステは、受ける施術を選び、体調が落ちついていれば、受けられる場合があります。 とくにフェイシャルエステは、顔を中心にケアするため、多くの場合は仰向けで施術を受けます。 そのため、お腹を圧迫する心配が比較的少ないとされています。

一方で、医師が監修する情報のなかには、**「妊娠中のエステは控えたほうが無難」**とする慎重な見解もあります。 施術中の姿勢が負担になったり、妊娠中は肌がデリケートになったりするためです。 つまり、「受けられる」と言い切れるかどうかは、その人の妊娠経過や体調によって変わるのです。

大切なのは、「受けてよい施術かどうか」と「体調が安定しているか」の2点を、自分だけで判断しないことです。 つわりの吐き気やだるさが強い時期に、無理をして通う必要はまったくありません。 心と体がゆったりしてくる安定期を待ってから、専門家に相談したうえで検討するのが安心です。 「今日は少ししんどいな」と感じる日は、ためらわずにキャンセルして体を休めることを優先しましょう。

まず、かかりつけの産婦人科医に相談を

妊娠中にエステを受けるうえで、いちばん大切なのが、かかりつけの産婦人科医への相談です。 「これくらい大丈夫だろう」と自己判断で通うのは、さけてください。

産婦人科医には、受けたい施術の内容を具体的に伝えて、受けても問題ないか確認しましょう。 たとえば「オールハンドのフェイシャルを受けたい」「足のむくみをマッサージでとりたい」と、なるべく具体的に相談すると、より的確なアドバイスをもらえます。

あわせて、サロン側にも妊娠していることと、妊娠週数を必ず伝えます。 はじめて予約するときの問い合わせ段階で共有しておくと、当日の流れがスムーズです。 念のため、エステに行く際は母子手帳を持参しておくと、いざというときも安心です。

この「医師とサロン、両方に確認」というひと手間が、心配ごとを大きく減らしてくれます。 不安を感じたときこそ、産婦人科医や助産師、サロンの担当者に相談し、納得してから判断しましょう。

妊娠中に受けられるエステ・避けたいエステ

ここからは、いよいよ具体的な中身に入ります。 妊娠中に受けやすい施術と、避けたい施術を、理由とあわせて整理していきましょう。

まずは全体像を、表でつかんでおくとわかりやすいです。

受けやすいエステ 避けたいエステ
オールハンドのフェイシャル 超音波・ラジオ波マシンを使う施術
毛穴洗浄・パック イオン導入マシンを使う施術
フェイシャルトリートメント 過度にアロマを使う施術
ハンドのボディマッサージ レーザー・光脱毛
シェービング(産毛剃り) 強い力でもみほぐす痩身

ポイントは、**「手で行うやさしいケアは受けやすい」「マシンや刺激の強い施術は避ける」という大きな線引きです。 この考え方を軸にすると、迷ったときも判断しやすくなります。 ただし、いずれの施術も「医師の確認を得たうえで」**が大前提です。

受けられるエステ(フェイシャル・保湿ケアなど)

妊娠中に受けやすいのは、マシンを使わない、手によるケアが中心です。 妊娠中はホルモンバランスの変化で肌がゆらぎやすく、こうしたやさしいお手入れが向いています。 定期的なケアには、副交感神経をやさしく整え、心身をリラックスさせる効果も期待できます。

毛穴洗浄・パック

毛穴洗浄は、マシンを使わずに毛穴の汚れへアプローチする施術です。 セルフケアでは落としきれない角栓や黒ずみに悩む妊婦さんに向いています。 スチームをあてながら専用ジェルを塗り広げ、なめらかな肌へ近づけていきます。 体への負担が少ないため、妊娠中でも取り入れやすいケアです。

パックも、妊娠中の肌にうれしい選択肢です。 美容成分を含んだサロン専用パックで、うるおいとツヤを補います。 妊娠中は肌があれやすいので、低刺激のパックを扱っているかを、事前にサロンへ確認しておくと安心です。

フェイシャルトリートメント・マッサージ

フェイシャルトリートメントは、クレンジングから保湿までを手で行うケアです。 毛穴の汚れをやさしく落としたあと、ハンドトリートメントやパックで肌にうるおいを与えます。 美白・保湿・肌質改善など内容は幅広いので、自分の目的に合ったものを選ぶのがコツです。

オールハンドのフェイシャルマッサージも、妊娠中に選ばれやすいケアです。 ハンドテクニックで血行や老廃物の流れをうながし、顔まわりをすっきりさせます。 妊娠中に気になりがちな顔のむくみ対策として、心強い味方になってくれます。 ただし、強い力を加える手技は体の負担になるため、「やさしめで」と最初に伝えておくとよいでしょう。

なお、ボディも手によるやさしいマッサージであれば受けられる場合があります。 リンパの流れをうながし、むくみやコリをやわらげ、リラックス効果も期待できます。 その場合、うつ伏せはさけ、仰向けや横向きなど、自分が楽な姿勢で受けましょう。

ただし、ボディで注意したいのがツボ(指圧・足つぼ)です。 足などには、子宮の収縮を促すとされるツボがあるといわれます。 そのため、強い指圧やツボ押し中心のマッサージは避け、妊婦さんの扱いに慣れた施術者にお願いするのが安心です。 体調が悪くなったら、すぐに中止してもらいましょう。 気になる部分の産毛を整えるシェービングは、妊娠中でも受けやすいケアのひとつです。

避けた方がいいエステ(マシン・脱毛・過度なアロマ)

一方で、妊娠中はさけておきたい施術もあります。 理由を知っておくと、納得して判断できます。

・超音波・ラジオ波マシンを使う施術:キャビテーションなどで脂肪へアプローチするもの。安全性がはっきりしないため、妊娠中は控えるのが一般的です

・イオン導入マシンを使う施術:微弱な電流で美容成分を届けるもの。同様に、妊娠中は控えるのが一般的です

・強い力でもみほぐす痩身:機械や強い圧で脂肪をほぐす施術は、体への負担が大きく避けるべきとされます

・レーザー・光脱毛:ホルモンバランスの変化で毛周期が乱れ、十分な効果が出にくいうえ、断られるケースが多くあります

・過度なアロマを使う施術:一部のアロマには、子宮の収縮を促すとされる作用があります

とくにアロマは注意が必要です。 子宮に影響するとされる代表例は、ジャスミン、クラリセージ、レモングラスなどです。 これらが流産や早産に直結するわけではありませんが、妊娠中は念のため避けるのが望ましいとされています。 また、妊娠中は嗅覚が敏感になり、もともと好きだった香りで気分が悪くなることもあります。 使用しているオイルの種類は、施術前に確認しておきましょう。

判断に迷う施術は必ず事前確認を

「このメニューは受けていいのかな」と迷ったら、自己判断せずに確認するのが鉄則です。 サロンによって使う機器や薬剤はちがい、同じ名前のメニューでも中身が異なることがあります。

確認する相手は、かかりつけの産婦人科医と、施術を受けるサロンの両方です。 産婦人科医には施術内容を伝えて可否を、サロンには妊婦の受け入れ体制やメニューの詳細をたずねます。 たとえば「毛穴洗浄」ひとつとっても、マシンを使うかどうかは店舗によって変わります。 具体的に質問することが、安心につながる近道です。

お腹の赤ちゃんへの影響は?

妊婦さんがもっとも気になるのが、**「赤ちゃんに影響はないの?」**という点でしょう。 ここでは、影響についての考え方と、NG施術が避けられる理由をお伝えします。

正しく選べば影響は心配しすぎなくてよい

まず知っておいてほしいのは、受けてよい施術を正しく選び、専門家に確認すれば、過度に心配しなくてよいということです。 手によるフェイシャルやマッサージ、毛穴洗浄、パックなどは、妊娠中でも比較的受けやすいケアとされています。 妊娠に気づかずに一度エステへ行ってしまった場合も、基本的には赤ちゃんへの影響はないと考えられています。

ただし、「絶対に大丈夫」と言い切れるわけではありません。 影響が確認されていない、というだけの施術も少なくないためです。 だからこそ、医師とサロンへの事前確認がとても大切なのです。 正しい知識で施術を選び、専門家に確認したうえで受ければ、心も体も癒される時間につながります。 不安をためこむより、きちんと相談して安心を得るほうが、妊娠生活にも良い影響を与えてくれます。

避けるべき施術がNGとされる理由

では、なぜ一部の施術は避けたほうがよいのでしょうか。 主な理由を、下の表に整理しました。

施術 避けたほうがよいとされる理由
超音波・ラジオ波・イオン導入マシン 体の内部に働きかける施術で、安全性がはっきりしないため
強い痩身マシン・強い揉み出し 血流や体温を大きく変え、体に負担をかけるため
過度なアロマ 子宮収縮を促す作用のある種類があるため
レーザー・光脱毛 毛周期が乱れて効果が出にくく、施術を断られることが多いため

大切なのは、これらが**「確実に害がある」と断定されているわけではないという点です。 たとえばレーザーそのものが赤ちゃんに直接影響するとはされていませんが、効果や安全面への配慮から、妊娠中は控えるのが一般的です。 「はっきりしないからこそ、念のため避ける」という予防的な考え方が基本になっています。 判断に迷うときは、やはり専門家に確認するのがいちばん**です。

妊娠中にエステを受けるときの注意点

受けられる施術がわかったら、次は通うときの注意点です。 時期・姿勢・体調の3つを押さえておくと、より安心してエステと向き合えます。

エステを受ける時期(初期・中期・後期)

妊娠中のエステは、受ける時期の見きわめがとても重要です。 妊娠の各時期で、体の状態は大きく変わります。

時期 週数の目安 特徴と考え方
妊娠初期 1〜4か月頃 つわりが強く、胎児や胎盤も未熟。刺激をさけ、施術は控える
妊娠中期 5〜7か月頃 母体も胎児も安定する時期。比較的、検討しやすい
妊娠後期 8〜10か月頃 むくみが気になりやすい。体調を見ながら無理なく

妊娠初期は、施術をさけたほうがよい時期です。 つわりで体調が不安定なうえ、赤ちゃんや胎盤の発達も未熟なためです。

検討しやすいのは、**心身が落ちつく妊娠中期(安定期)**です。 多くのサロンが、妊娠16〜35週頃を施術できる期間に設定しています。

妊娠後期は、むくみがつらくなる人も少なくありません。 フェイシャルなどでむくみをすっきりさせると、気持ちよく過ごすきっかけになることもあります。 ただし後期は体も重く、姿勢の負担が増えるため、より慎重に体調と相談しましょう。

施術中の姿勢とうつぶせへの配慮

お腹が大きくなると、長時間同じ姿勢でいること自体がつらくなってきます。 姿勢への配慮も、大切なポイントのひとつです。

とくにうつ伏せの姿勢は、お腹を圧迫するため避けましょう。 お腹の張りや痛みを引きおこすことがあります。

意外に注意したいのが、仰向けの姿勢です。 妊娠後期に大きくなったお腹の重みで背中側の血管が圧迫され、**仰臥位低血圧症候群(ぎょうがいていけつあつしょうこうぐん)**を起こすことがあります。 これは、気分が悪くなったり、血圧が下がったりする状態です。 仰向けがつらいときは、座ったまま受けられる施術や、横向きの姿勢に切りかえてもらいましょう。 エステの施術は長時間におよぶことも多いので、姿勢の負担は軽く見ないことが大切です。

少しでも不調を感じたら我慢しない

施術中に体調が変わったら、遠慮せずにエステティシャンへ伝えることが何より大切です。 安定期でも、長時間の同じ姿勢や慣れない空間の緊張で、気分が悪くなることは珍しくありません。

体調不良を申し出れば、サロン側もきちんと対応してくれます。 たとえば空調の調整、休憩をはさむ、別日への振り替えなど、さまざまな配慮が可能です。 「せっかく来たのだから」と無理をするのは禁物です。

なお、当日キャンセルの料金はサロンによって異なります。 体調がゆらぎやすい時期だからこそ、キャンセル規定を事前に確認しておくと、気持ちにゆとりを持って予約できます。 お腹の赤ちゃんのためにも、**「少しでも違和感を覚えたら我慢しない」**を合言葉にしてくださいね。

妊娠中のエステサロンの選び方

最後に、サロン選びのコツをお伝えします。 妊婦さんへの配慮が行きとどいたサロンを選べば、安心感がぐんと高まります。

じつは、妊娠中と伝えると施術を断るサロンは少なくありません。 母体と赤ちゃんの安全を最優先する、というサロン側の配慮でもあります。 だからこそ、はじめから妊婦さんを歓迎しているサロンを選ぶのが賢い方法です。

マタニティ専用コースがあるサロン

いちばんおすすめなのが、マタニティ専用コースを設けているサロンです。 妊婦さん向けのメニューがあれば、安全面に配慮したうえで、安心して施術を任せられます。

こうしたサロンには、妊娠中の体を気づかう工夫が整っています。 たとえば座ったままの施術、抱き枕の用意、妊婦さんOKのオイルや低刺激の化粧品などです。 無香料や低刺激のアイテムを使ってくれる点は、香りに敏感な時期にうれしい配慮です。 最近は授かり婚の増加で、ブライダルエステにマタニティメニューを用意する店舗も増えています。

相談にていねいに乗ってくれるサロン

もうひとつの目安が、具体的な相談にていねいに乗ってくれるサロンかどうかです。 妊娠中は、肌あれやむくみといったマイナートラブルが起こりやすくなります。

抱えている悩みや希望を親身に聞き、最適な施術を提案してくれるサロンなら安心です。 「この施術は受けられますか」「香りの弱いオイルはありますか」といった質問に、具体的でわかりやすい答えが返ってくるかを見てみましょう。 問い合わせの段階での対応の丁寧さは、サロンの信頼度をはかる大切なものさしになります。 安全面への配慮と、寄りそう姿勢の両方がそろったサロンを選びたいですね。

まとめ|自己判断せず、安心してエステを楽しもう

ここまで、妊娠中のエステについて、受けられる施術から注意点、サロン選びまでお伝えしてきました。 最後に、大切なポイントをふりかえっておきましょう。

妊娠中のエステは、受けられるとする見方も、控えたほうが無難とする見方もある

受ける前に、必ずかかりつけの産婦人科医とサロンに相談する

・手によるやさしいケアは受けやすく、マシン・脱毛・過度なアロマは避ける

ボディはツボ押し・強い指圧をさけ、妊婦対応の施術者に任せる

時期は安定期(妊娠中期)が目安、初期は控える

・うつ伏せをさけ、体調がすぐれない日は無理をしない

・マタニティ専用コースや、相談にていねいなサロンを選ぶ

妊娠中は、心も体も変化が大きく、ストレスを感じやすい時期です。 正しい知識を持ち、専門家に相談したうえでエステを取り入れれば、肌やむくみの悩みをやわらげ、気持ちをリフレッシュできることもあります。

いちばん大切なのは、自己判断で通わないことです。 産婦人科医とサロンに相談しながら、体に無理のない範囲で検討しましょう。 体調に不安があるときは、出産後に受けるという選択も、前向きな一つの答えです。 安心できる環境で、ママにとってもうれしいひとときを過ごしてくださいね。

ララピール翌日の過ごし方|スキンケアとNG行動

エステに行くときの服装は?サロン別の選び方と持ち物

関連記事

レモンボトルは何回で効果が出る?回数の目安を解説

脂肪へのアプローチで注目される「レモンボトル」。 ...

エステモニターとは?お得な仕組みと条件・注意点を解説

「エステモニター」という言葉を見かけて、「普通のエ...

ララピール後、メイクはいつからOK?再開の目安と注意点を解説

ララピールを受けたあと、「メイクはいつからしていい...

お問い合わせ

ページの先頭へ戻る